みずりゅの自由帳

主に参加したイベントやソフトウェア技術/開発について記録しています

go-wkhtmltopdfでHTMLをPDF出力

自分が担当している運用作業の中で、数十個のグラフが表示されるHTMLをPDFに変換して、そのPDFをエビデンスとして保管する作業があります。

これまではHTMLをブラウザに表示した後に印刷ボタンを押し、出力先をPDFにするという手順で実施していました。最初は手動で実施していたのですが、途中から何度も実施するのが面倒になってきました。

なら自動化するか、ということでブラウザの操作を自動化する方法を探していましたが、wkhtmltopdfというHTMLをPDFに変換するコマンドラインツールを見つけたので利用することにしました。ライセンス形態はLGPLv3です。
ついでに、go-wkhtmltopdfというGo言語でwkhtmltopdfを呼び出せるライブラリも見つけたので、Go言語で簡単なスクリプトを書くことにしました。

続きを読む

速攻で Jenkins を練習する環境を用意するためのDockerfileを用意する

社内の勉強会で、「DockerでJenkins環境を作ってCIを試す」というのを実施しました。
その際「Jenkins環境を作るコマンドはDockerfileにしといたら楽チンでは?」と思ったので作ってみました。

Jenkins環境作成のコマンドは、「技術をかじる猫」さんの記事を参考にして作成しています。

white-azalea.hatenablog.jp

続きを読む

出版記念講演「管理ゼロで成果はあがる」の参加レポート

2019/02/25に、倉貫義人氏の出版された「管理ゼロで成果はあがる」の出版記念講演会に参加してきました。講演の際、倉貫氏は「ただの質疑応答は無意味だから実施しない」と言われていました。「良い事例でした」「勉強になりました」「流石ソニックガーデンさんですね。ウチは〜」にはなって欲しくない、「聞いて終わりにするのではなく実践してほしい。そのために再現性を加味して書いている」と言われていました。

実際にどこまでできるかはわかりませんが、聞いて終わりにしないためにも、聞いた内容の整理と検討/見直しをしてみようと思います。

 

redajp.connpass.com

なお、今更ではありますが、倉貫氏は「納品のない受託開発」で有名な株式会社ソニックガーデンの代表取締役でもあります。

www.sonicgarden.jp

続きを読む

Go勉強会 Webアプリケーション編 (gRPC)に参加してきた。

2019/02/19(火)に「Go勉強会 Webアプリケーション編 」に参加してきました。今回の題材は「gRPC」です。gRPCは、公式ページのQuick Startをいくつかの言語で実施して、Basics(英文)のページを読んで一旦止まっていたので、ある意味では復習になりました。

 

go-golang.connpass.com

続きを読む

devsumi2019に個人スポンサーで参加してみた

2019/02/14-15にDevelopers Summit 2019(以下、デブサミ2019)に参加してきました。

event.shoeisha.jp

今回は3回目の参加。前回とは少し違うことをしようと思ったので「個人スポンサー」に申し込んでみました。

個人スポンサーになった感想を簡単に書いてみようと思います。 

続きを読む

「よなよなエールがお世話になります」を読んで気になった箇所のメモ

先日、知人から「よなよなエールがお世話になります」と言う書籍を借りました。カテゴリーとしては、経営戦略やチームビルディングにあたります。

 

https://www.amazon.co.jp/dp/B01DTX9IPW

f:id:mzryuka:20190209191119p:plain

 

ちなみに、この書籍の著者である井手直之氏は、先日のRSGT2019でクロージング基調講演をされています。そちらの基調講演の内容については、クリエーションライン株式会社さんのブログにまとめられていたので、併せてリンクを貼っておきます。

2019.scrumgatheringtokyo.org

www.creationline.com

「みずりゅさんなら興味あるでしょ」と言われました。ハイ、興味ありますよー。

んで、読み終わったので知人に返却するのですが、せっかくなので簡単にメモでも残しておこうかなと思いました。

しかし、「書評」と言う形式で書くには自分には少し敷居が高いと思いました。なので、書籍中から気になったキーワードを抜粋して軽く感想を書く、という方式で記録しておきます。

 

続きを読む

gRPCのクライアントを動かそうとしてno_proxyに惑わされる。

前回に続き、gRPCとProxy配下の環境ネタ。

ちなみに、前回ハマってた内容はこちら。
mzryuka.hatenablog.jp

前提として、Proxy配下の環境。
localhost内でGo言語以外の言語で動かしたgRPCのクライアントが、gRPCのサーバ側にアクセスできなかった。
ホストOS上で直接実行した時と、Docker環境上で実行した時とでそれぞれ発生。

結論から言うとタイトル通りに「no_proxy」が原因。対応方法には差異があったので、それぞれについて説明する。

なお、解決については、以下のページの情報を参考にした。
https://stackoverflow.com/questions/45183076/grpc-c-client-14-connect-failed
https://github.com/grpc/grpc/issues/9989
https://github.com/grpc/grpc/issues/12815

続きを読む