みずりゅの自由帳

主に参加したイベントやソフトウェア技術/開発について記録しています

redmine.tokyo 第16回東京Redmine勉強会に参加してきました。

2019年5月18日、redmie.tokyoの第16回目の勉強会に参加してきました。

なお、今回が初参加です。

参加のきっかけは2点あって、「Redmineの4.0が既にリリースされていること」と「主催の @akipii 氏とお会いしてみたい」というものでした。

前者は、Redmineを普段使っている割には、あまり設定側は触っていないなぁと言うのもあり、「なるほどわからん」を味わいに行くかと言う感じでした。

後者は完全にミーハーなのですが、かつてakipii氏の書かれているブログ「プログラマの思索」でチケット駆動やRedmineの勉強をさせてもらった身としては、お会いできた際にお礼を言うことができれば嬉しいな、と思った次第です。

 

redmine-tokyo.connpass.com 

redmine.tokyo

forza.cocolog-nifty.com

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Moment.jsのaddメソッドの実行では元の値も変わる

Moment.jsを利用して、現在日時を基準にして連続した日時データを取得しようとした際に確認した事象です。

const m = moment()
for (let i = 0; i < 30; i++) {
  let cur_date1 = m.add(i ,"minutes").format('YYYY-MM-DD HH:mm')
  //以下略
}

上のコードの期待としては「1分ずつ値が増えていく」でした。

しかし、実際には1回目こそ想定の値であるが、2回目は1分、3回目は3分、4回目は6分、5回目は10分、6回目は15分…と回を重ねるごとに、想定値とかけ離れていく。

理由としては、momentはミュータブルであり、addやsubtractのManipulate系メソッドの実行では元の値も変更されるため。


当然ながら、ドキュメントには書いてありました。

momentjs.com

Note: It should be noted that moments are mutable. Calling any of the manipulation methods will change the original moment.

If you want to create a copy and manipulate it, you should use moment#clone before manipulating the moment.

訳:momentsはミュータブルな点に注意すべきです。操作メソッドが呼び出されると元のmoment(の値)は変わります。もし、コピーを作成して操作をしたければ、操作前のmomentで「 moment#clone 」を使うべきです。


この記述に習い、基準となる日時のコピーを都度作成してそのコピーに対して追加を行う方式へ変更。

const m = moment()
for (let i = 0; i < 30; i++) {
  let cur_date1 = m.clone().add(i ,"minutes").format('YYYY-MM-DD HH:mm')
  //以下略
}

希望通り、1分ずつ加算される結果となりました。


実際に動作確認ページも作ってみました。
「add」を押すたびに、moment#clone していないもの(上)としているもの(下)の値の動きに違いが出てくるのがわかります。

https://rykawamu.github.io/js_code_sample/public/moment_add_sample.html

技術書典6の技術同人活動について振り返る(開催日の出展側準備編)

技術書典6に参加された方々、お疲れ様でした。

欲しい本が買えた方、自分のサークルが忙しくて買いに行けなかった方、初めて書いた本が完売した方、本が売れのこって悔しい思いをした方、一般参加して人混みに酔ってしまった方、参加しようと思ったけどあまりの人の多さにやめてしまった方。
色々な人がいらっしゃったと思います。

ちなみに、私は今回の技術書典6では、サークル出展側として参加しました。今回は、その時の準備の内容を記録しておきます。

 

サークル参加とは言ったものの、自分で本を書いたわけではありません。サークル「親方Project」さんの合同誌に寄稿した関係で、当日のサークルのお手伝いをしたのです。

 

なお、 どんな合同誌に寄稿したかは、以前のブログにまとめています。

mzryuka.hatenablog.jp

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技術書典6の技術同人活動について振り返る(開催前編)

技術書典6まで残り2日。

前回の技術書典5では、ただの一般参加者としての参加でした。

しかし、今回の技術書典6では、『合同誌への寄稿』と『同人誌のレビューア』という形で参加することができました。

というわけで、今回は関与した技術同人誌の紹介をしようと思います。

 

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dateコマンドで和暦表示

備忘メモ。

Linuxのdateコマンドで和暦を表示する。
CentOS7dateコマンド(GNU date)で確認。確認したバージョンは8.22
なお、ubuntu18.10でも表示を確認。Macは西暦のみで和暦は出てこなかった。

要約:

dateコマンドに「+%Ec」「+%EC」「+%Ex」「+%EX」「+%Ey」「+%EY」を指定すると、和暦に関する情報が返ってくる。
詳しくは、下記「余談1:」を参照。
和暦を表示するには、localeは「LC_TIME="ja_JP.UTF-8"」が設定されている必要がある。あと、当然日本語フォントはいる。

実行例:

$ date +%Ec
平成31年04月03日 20時08分58秒

$ date +%EC
平成

$ date +%Ex
平成31年04月03日

$ date +%EX
13時09分13秒

$ date +%Ey
31

$ date +%EY
平成31年

任意の日付も渡せる。
また、元年の場合は「元年」と表示される。

例では、平成と昭和、昭和と大正の表示をのせる。

$ date +%Ec -d "1989-01-08 00:00:00"
平成元年01月08日 00時00分00秒
$ date +%Ec -d "1989-01-07 23:59:59"
昭和64年01月07日 23時59分59秒

$ date +%Ec -d "1926-12-25 00:00:00"
昭和元年12月25日 00時00分00秒
$ date +%Ec -d "1926-12-24 23:59:59"
大正15年12月24日 23時59分59秒

なお、明治は6年からスタートしているので元年は無い。明治5年以前は西暦表示になる。
これは、明治6年太陰太陽暦からグレゴリオに変わったことが関係しているらしい。
詳しくは「余談2:」を参照。

$ date +%Ec -d "1873-01-01 00:00:00"
明治6年01月01日 00時00分00秒
$ date +%Ec -d "1872-12-31 23:59:59"
西暦1872年12月31日 23時59分59秒

それと、2019年4月3日時点では「令和対応」はまだ。

$ date +%Ec -d "2019-04-30 23:59:59"; date +%Ec -d "2019-05-01 00:00:00"
平成31年04月30日 23時59分59秒
平成31年05月01日 00時00分00秒

でも「glibc」に対してのパッチが出ているので、もう少ししたら対応されると思われるます。

https://sourceware.org/git/?p=glibc.git;a=commitdiff;h=466afec30896585b60c2106df7a722a86247c9f3
https://sourceware.org/git/?p=glibc.git;a=commitdiff;h=0bd545ee235dd02aa95394e62bca1faff02eeae3

余談1:

Eオプションはmanには載ってませんでした。
info dateで確認したら、以下のような説明がありました。

An optional modifier can follow the optional flag and width
specification. The modifiers are:

'E'
Use the locale's alternate representation for date and time. This
modifier applies to the '%c', '%C', '%x', '%X', '%y' and '%Y'
conversion specifiers. In a Japanese locale, for example, '%Ex'
might yield a date format based on the Japanese Emperors' reigns.

「Japanese Emperors' reigns」が元号天皇の暦)と訳すのでしょうかね。

「挫折論への招待(寄稿者特典によるサンプル先読み)」の感想エントリ

ネタバレはしてない・・・つもりです。

技術書典6に出版予定の「挫折論への招待」(著:Growthfaction)について、無料サンプルを戴きました。付録「みんなの挫折論」への寄稿者特典です。

応援の意味も込めて、感想エントリを書いときます。

ちなみに、Growthfactionさんの配置位置は「さ03」だそうです。いわゆる壁サークルってやつですね。一部では中ボスとも言われています。

techbookfest.org

 

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2019年の第1Qの振り返り

早いもので、2019年も3ヶ月が経過しました。新元号「令和」も発表されて、世の中はどんどん進んでいきます。油断していると置いていかれますね。

そんなこともあり、第1クォーター経過後の状況を振り返ってみようと思います。

 

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