同人誌・同人グッズ企業である「とらのあな」さんが提供するレンタルスペース(兼コワーキングスペース)「とらLab」に行ってきたので感想も交えてご紹介。
「エンジニアは無料で使える」というフレーズに惹かれて足を運んでみました。
なお、とらLabについては、こちらの記事経由で知りました。
※2018/09/22時点に知った情報に更新しています。
公式ページ:
利用した感想:
- エンジニアは基本無料
- できたばかりで綺麗
- 静かで集中できる
の3拍子で「行ってよかったな」というのが率直な感想です。
「もくもく」目的で行ったのですが、集中して作業できました。
一方でちょっと惜しいなと思った点もあります。
- 利用時間は基本夕方のみ
- WiFiの暗号方式がWEP
- 小声でも話し声は耳に入る
とはいえ、今の所はメリットが上回っていると思います。
秋葉原近郊のエンジニアの方は、一度利用してみるのは価値ありかと思います。
利用するには:
とらLabのコンセプトは「秋葉原が好きなエンジニアのためのコワーキングスペース」となっています。最初でも触れていますが「エンジニアであれば利用は基本無料」となっています。
とらLabの利用には「会員カード」が必要です。会員カードを発行してもらうには、「法人(会社)の名刺が1枚」必要になります。
ちなみに、会員カード発行の際にはエンジニアの種類は聞かれませんでした。なので、その辺りには縛りはないのかもしれません。(私の会社名がソフトウェアエンジニアリングまんまというのもあったかもしれませんが)
なお、会員カードのIDですが2018/09/17時点で30番台でした。なので、まだそんなに会員数は多くはないようです。(追記:2018/09/22時点でもまだ30番台のようです。)
スタッフさん:
首にIDカードをぶら下げている方がスタッフさんとなります。エレベーターを降りて困っていたら優しく声をかけて頂きました。ただし、スタッフさんも机で作業している場合があるので、少々分かりづらいかもしれません。
場所・利用時間帯:
場所は、末広町駅の1番出口の正面にある「秋葉原虎ビル」の4Fです。2018/09/17時点ではおもてに看板やポップ等は出ていませんでした。営業時間中はポップが出ていました。(2018/09/22で確認。初回時は気づけませんでした)
虎ビルに入ってすぐ右手横にあるエレベータで4Fへ移動します。(4Fボタンのところに「とらLab」と書いてあります。)
4Fでエレベータを降りたらすぐに「とらLab」となっています。
利用時間帯は、平日は17:30-21:00、土日祝日についても不定期のようです。ただし、イベント開催がある場合にはイベントが優先されるので、行く前に公式ページのカレンダーで確認した方が確実です。また、公式Twitterアカウントもありますので、そちらもフォローしておくと営業時間の予定や時間変更などの情報も入ります。
私は確認せずに祝日の13時にお邪魔してしまい、スタッフさんにご迷惑をおかけしてしまいました。
環境について:
スペース全体:
部屋は横長なスペースとなっています。
その中に、一人用の机と椅子のセットが8つ程度、奥の方に二人組席が2−3つ程度という感じです。二人席の近くにはカウンターキッチンのようなものがありました。
ビルは秋葉原の中央通りに面していますが、オープンしている時間帯も関係してか外の音はあまり気になりませんでした。ただし、強めの雨が降ったりすると 雨音が少しきになりました。
また、室内での話し声は響きやすいかもしれません。周りへの配慮には留意した方が良いでしょう。
座席:
今回は一人用の席を利用しました。
一人用の机は、広すぎもせず狭すぎもせず、と行った感じ。ただし、ちょっと大きめの書籍を開いて写経をする際にはちょっと狭く感じるかもしれません。
椅子については、薄い座布団が最初から敷いてあります。ただし、長い時間座っているのはキツイかもしれません。My座布団でも持って行くと楽かもしれません。
一人席の場合、隣の席とは机一つ分はスペースがあるので、隣の人はあまり気にならないかと思います。
カバン掛けはないので、机の下か椅子の横に置くことになります。椅子の背もたれも丸みを帯びているので、リュックをかけて置くというのは少々厳しいです。フロアは綺麗なので、床に置くのもあまり抵抗はありませんでした。
電源は足元の壁にあります。ただし、数は多くありません。PC用の電源を隣の席の人と共有、といった感じです。
WiFi:
WiFiも設備されているので、ネットワーク環境は確保できます。ただし、暗号方式がWEPでした。セキュリティが気になる方は自分でネットワーク環境を用意した方が良いでしょう。
書籍:
いくつかのエンジニア向けの書籍が置いてありました。また、WEB+DB PRESSといった雑誌や技術同人誌も置いてありました。また、秋葉原らしく「ラノベ」も数冊置いてありました。書籍は席に持って行って自由に読んでも良いそうです。
また、献本も受け付けているそうです。技術同人誌もOKとの事なので、宣伝をかねて献本するのもありかもしれませんね。
その他:
「コミュニティノート」が置いてありました。ノートなんて久方ぶりに見ました(笑
残念ながら、まだ2ページ程しか書かれていませんでした。もし仲間を集めたい方は利用されて見てはどうでしょう。デジタル全盛期だからこそ、こういったアナログには趣があるのかもしれません。