みずりゅの自由帳

主に参加したイベントやソフトウェア技術/開発について記録しています

Tech系Podcast大戦2018(おすすめしたいランキング:放送回数が10回以下編)

先日「色んなPodcastを聴いている」印象を持たれていたことを知りました。
自分がPodcastを定期的に聴く様になったのは、実は10ヶ月程度(2018年の1月から)です。ただ、Podcastの感想をハッシュタグ付きでつぶやくことが多いため、そう思われたのでしょう。iPhoneで定期購読している番組数を調べたら16個だったので、そんなに聴いているわけでも無い認識です。

でも、せっかくなのでTech系Podcastの紹介ブログを書いてみることにしました。
ただし、単に紹介するとなると有名どころが挙がってしまうので、今回は「2018年10月7日時点で放送回数が10回以下」の番組を対象にして、聴いた中で他の人にもオススメしたいTech系Podcastを上位3位+おまけ2つ)までを挙げました。

集計結果ではなく個人の感想ですが、もし知らない番組があった際の参考になれば幸いです。

 

 

 

1位:Fukabori.fm

パーソナリティの @iwashi86 さんが、各ジャンルでの有名/凄い人をゲストに呼んで、ゲストが知る技術の深ーい話を聞いてみようというコンセプトの番組。

何が凄いかというと、@iwashiさんの質問によってゲストの話す内容がどんどん深掘りされていっているのが感じられる点。「ここ聞いてみたいなー」な質問と同じ質問をしてくれたり、言われてみればそこ気になるという質問をゲストにしていたり、どんな高性能なスコップ持っていればそこまで深掘りできるんだと、ただただ感心させられてしまう。もしかして、「1回収録した後に、Take2で収録してもの流しているんじゃない?」という程にスムーズに番組も進行していく。

放送時間も50-60分程度とちょうど良い感じ。

ゲストの方も名の知れた方が出ているので、聴くきっかけにもなりやすい。

どの回も本当に良くて優越つけがたいけど、個人的なオススメは、第2回のkakakakakkuさん回と第6回のTAKAKING22さん回。聴いていると「何かをしよう」というモチベーションが湧いてくる。

今後、話数が続けばきっと有名になって行くのではと思っています。

fukabori.fm

2位:EM.FM

Engineering Manager」のためのPodcast、というこれまである様でなかったジャンルの番組です。

パーソナリティは、ひろき(@hiroki_daichi)さんとゆのん(@yunon_phys)さん。ひろきさんは「エンジニアリング組織論への招待」の著者、ゆのんさんは、株式会社アカツキVP of Engineerringです。

エンジニアには、下手したら「COBOL」以上に嫌われている可能性のある「マネジメント」。ですが、ある程度の規模のプロダクトやシステムを作って行く上で、マネジメントは欠かせない要因です。なぜマネージメントが嫌煙されるのか、どの様にしてエンジニアのマネジメントを目指しているのか、などの話をマネージャー側から視点で話してくれています。また、マネージャーを人間扱いしなくなってしまう問題、についても触れられています。

マネジメントを毛嫌いしている方でも、聴いてみるとちょっとだけマネジメントに関する見方が変わってくるかもしれません。少なくとも、Podcastを聞く限りでは、ひろきさんやゆのんさんがマネージメントをしているのなら、マネージャー/マネジメントに嫌悪感を持つ様なエンジニアは少ないのではないかな、と思っています。
Podcastを聴いてのイメージなので、実際にどうかまでは保証できませんけどw

10月7日時点では、ep1.(本編)as1.(アフターショー)の二つだけです。しかし、Twitterのハッシュダグ「 #EMFM 」を見てみると、感銘を受けた方は多い様に思えます。2話、3話と続くことで、どんどん名前が知られていく可能性が高いでしょう。

なお、ep1.を聴いているとちょっとBGMが大きい印象を受けるかも知れません。が、今後は調整されていくとのことでした。

anchor.fm

3位:deploy.fm

パーソナリティの「 takasy 」さんが、知り合ったソフトウェアエンジニアの方々に色々と聴く番組。
超有名tech系Podcast「Rebuild.fm」をリスペクトしており、似た様な名前をつけようと色々と考えていた結果、「Compile.fm」にしようと準備をしていたら何故か「deploy.fm」になっていたと言うよく分からない経緯でついた名前らしい。

また、「知り合った」と言うコンセプトなのに、2回目でいきなり面識のないエンジニアの方がゲストになっているなど、割と雑なイメージ。

でも、その雑さが程良いハーモニーとなって、この番組の面白さを引き上げています

テック系の話も聴いているときちんと掘り下げてくれているので、聴いていて飽きはこないです。また、takasyさんの声、イケボです。個人的にはtakasyさんの声が「緒方恵美」さんの声に似ているなーと思っています。同意してくれる人はいるのだろうか。

ちなみに、私のオススメは「おまけ1.takasy」回。takasyさんと言う方の人柄が伝わってきて、ファンになりました。

takattata.github.io

 

おまけ1:おしゅうかつam

就活」にフォーカスしたPosdcast。Tech系就職支援の企業に勤めている 「KANE @higuyume」氏と「ずんだまる @edamametsubu318」氏の二人がパーソナリティ。

多くの就活生が悩み/苦しむであろう「就活」に対して、パーソナリティ二人で色々と語り合う番組。
特に、ずんだまるさんは就活生と近い立場(おそらく入社1−2年目?)と思われるため、参考になる意見も多いはず。また、就活支援企業に勤めている側からの視点や、就活生を受け入れる側の視点からの話もあるので、就活に関わる人は聴いといて損は無いんじゃないのかな、と思わせる内容。


なお、「おしゅうかつam」は厳密には「おしごとam」のスピンオフ番組のため、10回以内に数えるのはどうなのと言う疑問もある。しかし、「おしゅうかつam」単体で見れば、3話+スペシャル1回の計4回なので、紹介しても良いかな、と。

ちなみに、ずんだまるさんは「枝豆の妖精」という設定。これは、メインの「おしごとam」に「謎の妖精 てごふぁ」さんがいるため。また、妖精の魅力がなせる技なのか、本人の知る/知らないところで名前が使われている事が多い印象。最近では、Qiitaに「ずんだの縦読み問題」と言う記事がいくつか書かれていた。

ずんだまる氏本人がブレイクする可能性も大なので、Podcastとは別にチェックしておいても良いかも。

 

www.oshigotoam.com

 

おまけ2:Mazrica.fm

株式会社Mazricaの非公式番組から公式番組になったPodcast
パーソナリティの「 @VTRyo 」さんが、所属会社の「株式会社Mazrica」のことを知ってもらいたくて始めた番組。五反田にある企業と言うことで、五反田近辺の情報についても話題に出てきます。2回目でCTOが出た時は終わるフラグかとも思ったのですが、公式番組になれてよかったですね。一方で、パーソナリティのVTRyoさんが違う会社に移ると存続の危機かも。違う方が引き継ぐ可能性も、無きにしも非ずですが。

最近では、会社に直接は関係ない(と思われる)外部ゲストの方も呼ばれており、そちらのゲストの話も面白いですね。

外部ゲスト回のオススメは「sp2.のCOMP話回」です。
「しがないラジオ(https://shiganai.org/)」のパーソナリティである「gami」さんと「完全栄養食CMOP」の話を楽しそうにしているのが非常に微笑ましいです。二人とも、COMPが本当に好きなんだなぁと伝わってきます。

パーソナリティのVTRyoさんは随分と行動力がある方の様ですので、番組の企画/構成なども今後色々と変わっていくかもしれません。

 

soundcloud.com