みずりゅの自由帳

主に参加したイベントやソフトウェア技術/開発について記録しています

頒布数たったの2...参加サークルの面汚しよ。技書博7の振り返り

タイトルはもちろん、「戦闘力…たったの5か…」*1と「四天王の恥さらしよ」*2のパロディです。

20202年11月20日(日)に、技術同人誌のイベント「第七回技術書同人誌博覧会」(以降、技書博7)にサークル参加してきたので、簡単に振り返っておきます。

技書博7については、こちら。

gishohaku.dev

成果:頒布数は2

先に結論を書いておく。
といっても、タイトルにあるので言わずもがな、なんですが。

頒布数2。
これが今回の、成果でした。
たったの5すら届かなったDEATH。

正確には、フリーペーパーを20部持ち込み、うち19部が頒布できていました。
また、久々に知り合いのサークル主さんと直接会って交流できたり情報交換できたりしたので、単純に頒布数だけで語るものではないということは頭では分かっています。

ですが、自分もまだ未熟なので、心情面では整理しきれていない部分もあります。
そういった所から抜け出すために、文章に書き出して気持ちに整理をつけて、今後の対策を考えていければなという思いで本記事を書いてたりもします。

事前準備

技書博7向けの新刊はなかったので、参加サークル有志にて行われていた「技書博フリーペーパー企画」に参加しました。
経緯や、どんなものだったかは、前回ブログにまとめています。

mzryuka.hatenablog.jp

上記で作ったフリーペーパーの持ち込み20部刷っていきました。


また、紙本3種類、電子本2冊のDLを用意していました。

新刊扱いの「Gleamどうわ」については、ものすごく悩んみました。
技術書典13向けに刷ってた分はすでに在庫がほぼない状態。
しかも、技術書典での頒布数をみると、成果はあんまり...。
なので、刷らない方がいいんじゃないか、と言うのが客観的な分析。
しばらく悩んでいましたが、そもそもの技術同人誌を書く意味、サークル参加する意味を考えてみました。

推しの技術を知ってもらいたい。

間が抜いた先に出たのが、この結論。
なので、頒布の機会があれば...と思い"再版"で印刷*3していきました。


当日朝:結果的に、会場設置のお手伝い

朝6時、懇意にさせて頂いているサークル「親方プロジェクト」のおやかたさんの在庫積み込みのお手伝いで、"ラボ"*4へ。

おやかたさんは技書博のコアスタッフでもあったので、在庫運びと一緒に、技書博の会場設置に必要な荷物なども一緒に持ち込むことに。

そして、会場に着いた後は流されるがままに、当日スタッフと一緒になって会場設置のお手伝いに突入(笑
メジャーで測って養生テープをペタっ!
メジャーで測って養生テープをペタっ!!
メジャーで測って養生テープをペタっ!!!
サークルの机設置のために計測を進めていったのは、なかなかに楽しかったです。
配置する机の数を間違って多く養生テープを貼ってたのは内緒です(笑

技書博7の会場(テーブル設置前)


当日スタッフの人数は多くはなかったので設置が間に合うかドキドキしていたのですが、なんとか間に合いました。

サークル設置

さて、会場設置が終わったので、次サークルの設置へ。
急遽、サークル「ごまなつプロジェクト」さんの書籍も委託として配布することに。

技書博7の自分のサークル設置状況

同じ画像でTwitter投稿してた。投稿日時が10時37分だったので、技書博の開始時間が11時だったので実は割とギリギリの設置だったみたい。



開幕、そして終幕

11時になり技書博開始。

参加人数はそんなに多くはない、というような話もあったのですが、予想よりは参加者がいたなぁという印象。
時間による入場制限はしていたものの、技術書典とは違い、団体で回っている人達もいました。
また、子連れの参加者も多く見かけた印象があります。
ゆったりと回れるのが、技書博の良いところですね。

...とはいえ、自分のサークルは、ずっと閑古鳥が鳴いていた感じ。
いえ、もちろん委託本も含めて手に取ってくださる方も居たのですが、購入には至らず。
話が盛り上がりはしたものの本を置かれるというのは、寂しいものですよね。*5

幸いだったのは、フリーペーパーは持っていってもらえたことですかね。
まぁ、フリーペーパー企画のことはサークルの近くに来て頂いた一般参加者にはちょくちょくお伝えしていたので、その影響かなと。

そんなわけで、非常にまったりと過ごしていました。
後半は、隣のサークル主さんとお話ししてたり、ちょこちょこと会場内を見て回って顔見入りのサークル主さんにご挨拶をしたりしました。

残り一時間、あまりにも閑古鳥の鳴き声えが大きかったので、紙本2冊購入で半額、とかもやってみました。
しかし、結果は変わらず。

そして、16時になり、技書博7は終了。
開ける必要のなかった新刊のダンボールをたたみ、書籍自体は既刊のダンボールの中に入れて持ち帰りです。


それと、今回は懇親会に参加。
場所は、「東京都産業貿易センター 台東館」に入っている「上野精養軒」でした。
カレーが絶品で評判とのこと。
お料理はとても美味しかったです。



課題:次回に活かすために

頒布数がすべてではないことは分かっていますが、サークル参加するにはある程度の部数は出したいという気持ちはあります。
家に帰る電車の中で、心の中でちっぽけな自尊心と闘いつつ、今後どうしていきたいと自分自身に問う。
出た答えは、まだ作る側でいたい、伝えたいと言うもの。

それを踏まえた上で、ちっぽけな自尊心を満たすには、どうするか。

宣伝が足りなかったのか、頒布物のレベルが低かったのか、頒布物が参加者の需要に合わなかったのか。
この辺り改善していければ良いのかな、と言うあたりをつける。

ということで現在は色々と模索中。
ひとまずは、知人に書籍を読んでもらい感想をもらったり、ココナラで書評のサービスを購入して第三者の意見をもらうことにしました。
また、次回作は早めに手をつけていこうという思いで、表紙のイラスト依頼を頼んだり、といったことも行っています。

あとは、"言葉"についても検討中。
ワンフレーズで興味を持ってもらえるような"言い回し"(キャッチフレーズ)も考えていきたいなぁと。

少なくとも、興味を持って手にとってもらわないと、何も始まらないので。

というわけで、書籍「ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!-言葉が変われば人生が変わる-」を片手に、どこまでやれるかチャレンジ。

https://www.amazon.co.jp/ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!-言葉が変われば人生が変わる-ひすいこたろう-ebook/dp/B0BGGMR2GNN

まとめ

参加レポートを書くまでが技書博、ということで1週間遅れですが参加レポートを書きました。

次回の技書博(技書博8)は、今のところは2023年の5月以降になりそうとのことです。
となると、技術書典14が2023年の4月ごろを予定しているというお話しなので、また技術書典をターゲットに動くことになりそう。

私の出す新刊は、ターゲトが狭いのは認識しています。
でも、その中でも世の中の流行り/興味とかを交えて対応できていければなぁと考えています。

*1:大人気漫画「ドラゴンボール」のラディッツのセリフ。もしくは、フリーザと一緒に地球にやってきた名もなき戦闘員の「戦闘力たったの5…」

*2:もっと古い元ネタがあるんでしょうけど、こちらはギャグマンガ日和ソードマスターヤマトですね

*3:まぁ、結果的には再版する必要はなかったんですが...

*4:簡単に言えば、複数人で契約している"大人の部室"的な場所

*5:もっとも、自分だけ盛り上がっていたと言うこともあるのでしょうが。