みずりゅの自由帳

主に参加したイベントやソフトウェア技術/開発について記録しています

「エリクサーチ Elixirの始め方ガイド」のご紹介

2023/03/11に、Elixirのイベント「 【オフライン開催!】fukuoka.ex#53 Elixir Lightning Talks!! 」に、オンライン(YouTube視聴)で参加しました。

fukuokaex.connpass.com

その中で、「エリクサーチ」という、"Elixirの始め方ガイド"のサイトが紹介されていました。

末端とはいえ、私もElixirが好きなアルケミストの端くれ。
Elixir普及のための、今回ブログに取り上げます。

なお、「エリクサーチ」のページはこちら。

elixir-lang.info



コンセプトは、文字通りに"Elixirを始めるためのガイド"になっています。*1

以下、サイト紹介内容の引用。

主に、Elixir入門者向けにElixirの始め方と、Web/スマホアプリ/AI開発などElixirの多彩な開発可能領域の紹介、新着ニュース、Elixir関連イベント案内、そしてElixir経験者向けの活用方法などをガイドしていきます。

最近、Elixirに関する情報が増えてきましたが、それらの入り口となるサイトが欲しくなり、作成しました。


ちなみに、まだαオープン(α版?)のようです。

elixir-lang.info


ヘッダに大項目のメニューが3つあり、それぞれ以下のような内容になっていました。

  • Elixir入門
  • カテゴリ別
  • Elixir経験者

それぞれ見てみましょう

Elixir入門

大きく、「ひとりで学びたい」「入門者の集まる場で学びたい」「勉強会で学びたい」の3つに分かれていました。

「ひとりで学びたい」は、Elixirのインストール方法と、Elixirの基本がさっと学べる"ElixirSchool"の紹介でした。
ElixirSchoolは一部まだ英語ですが、基本部分は日本語になっているので、非常にわかりやすい内容になっています。

また、「入門者の集まる場で学びたい」に関しては、Discordのコミュニティ「"elixirと見習い錬金術"」へのお誘いのようです。

自分も参加はしていますが、↓の画像のように、活動は活発なようです。(自分は...ROM(読むだけ)ユーザーになってしまっていますが....)

カテゴリ別

こちらは、大きく「リアルタイムWeb開発」「スマホアプリ開発」「AI機械学習開発」に分かれています。

それぞれ、Phoenix LiveView(フェニックスライブビュー)、Elixir Desktop(エリクサーデスクトップ)、LiveBook&Nx&Axon(ライブブック、エヌエックス、アクソン)についての入門/応用の内容に合っていますね。
ちなみに、「IoT開発」(これについては、Nerves(ナーブス)の紹介になるのでしょう)は、近日公開とのこと。

イベントなどの動画でもあるので、わかりやすい反面、さっと文章を流し読みして試してみたいといった感じの方には、動画内での発表資料やその発表のもとになったQiita記事などの情報にアクセスしてみるのもありかもですね。

あと、個人的には、Elixir DesktopはPhoenix LiveViewを知ってから行うのがオススメだと思っています。
言葉だけで簡単にいえば、Elixir DesktopのアプリはWebViewになります。なので、Phoenix によるアプリケーションの作り方を知っている方が、ElixirDesktopの対応に集中しやすいのではないか、と思っています。

あ、自分はLivieBookにはまだデビューできていないので、この機会に始めちゃおうかなあ、と(笑


Elixir経験者

こちらについては、現在のところは「経験者向け書籍」のみとなっています。
ただ、後々充実していくだろうな、という印象。

そういえば、「プログラミングElixir」「Programming Phoenix Liveview」「Concurrent Data Processing in Elixir」に並んで、拙著「Elixirのいざない」も載っていました。

嬉しい反面、「これらのラインナップと並ぶのはちょっと恐れ多い」とTwitterで呟いたら、こんなレスが。

なるほど。
確かに、技術同人誌があるというのも、注目されているバロメータにはなりまあすね。

では、(恐れ多いのは変わらないですが、)載せてもらっていましょう。

まとめ

今回は、簡単にElixirの始め方ガイドである「エリクサーチ」の紹介をしました。

先にも書きましたが、エリクサーチはまだαオープン。
これから先、様々なコンテンツが追加されていくと思われます。
また、サイト作成陣営やコンテンツ情報提供者(?)も、なかなかの強者揃いといった印象...

これからのエリクサーチの発展が楽しみです。

*1:そして、サイト自体もおそらくPhoenixで作られているのだろうな...と。