みずりゅの自由帳

主に参加したイベントやソフトウェア技術/開発について記録しています

技書博10参加レポ

第10回技術書同人誌博覧会(以降、「技書博10」)に参加したので、軽くレポートをまとめておきます。


技書博10は、"技術"に関する同人誌の即売会である"技術書同人誌博覧会"の10回目の開催となったイベントです。
オフラインのみの開催で、場所は「大田区産業プラザPiO 大展示ホール」でした。

同様の技術同人誌のイベント「技術書典」と比べるとサークル/一般参加の人数の面で規模は小さいのですが、一方で参加者が気持ちよく過ごせるような工夫が施されているイベントです。


今回のポイント

  • 酒樽が中央にあった。懇親会の時に、主催者が酒開きしていた。
  • 前回行けなかったカフェに行ったら、アマレロさんが作ったコーヒーだった
  • 昼飯は、前回同様にサークル主には無料配布。ただし、おにぎり/パンという感じに。
  • 結構、欠席されていたサークルが見受けられた。自分の両隣のサークルも、欠席していた...
  • 今回の頒布数もショッパー。
アマレロさんのコーヒーうまー

エンジニア関連のイベントで繋がったコーヒーエンジニアの「アマレロ」さんが淹れてくれたコーヒー、とても美味しかったです。
諸所の都合上、アイスで従来の半分程度でしかいただけなかったのですが、それもでも美味しかった。



新刊情報

2024年3月にバージョン1.0になった静的関数型言語の「Gleam」(「グリーム」と呼びます)を利用して、RealWorldを作ってみようとした内容の本となっています。

gleam.run

RealWorldは、狭義にいえば、Medium.comのクローン、ブログアプリケーションというものになります。
広義で言えば、より実務で利用する機能を作って、フレームワークなどの利用方法をより実務に近い形で学ぼう、というものになります。

そのRealWorldを、Gleamとそのフレームワーク/ライブラリを使って作ろうとチャレンジした内容です。
Webフレームワークの「Wisp」、PosttgreSQL用のライブラリ「PGO」などを利用していますので、それらの使い方が学べる一冊となっております。

GleamでRealWorldを作ろう(チャレンジ編)

gishohaku.dev

頒布数情報

はーい!
また恥を晒しまーす。

書籍名 頒布部数 単価 合計
GleamでRealWorldを作ろう(チャレンジ編) 4 700 2,800
Livebook超入門 1 700 700
錬金術師見習いエリィと歩むたのしいElixir 〜Elixirへのいざない外伝〜 2 600 1,200
Gleamどうわ 2 600 1,200
<合計> 9 - 5,900


GleamでRealWorldを作ろう(チャレンジ編)」は新刊でしたが、こんな頒布具合でしたね。
しかも、購入者層が、今回参加されていたサークル主(もしくは執筆者)というオチ。
一般参加者からは0という状況。
うーん。

なお、新刊の印刷費は、今回の売り上げの約2.5倍なので、真っ赤っか...ですね。

一般参加者のマナーで気になった点

今回に限らないのですが、せっかくなので記載しておきます。

マウントだけ取って立ち去っていかれる方

こちらは以前から見かけているのですが、サークルに来て、謎にマウントだけ取って立ち去っていく方が一定数いらっしゃる。
傾向的に、お年を召した方に多い印象。

良くも悪くも"オタク"(ギークという言い方でもいいかもしれない)という印象。
まぁ、コミュニケーションの取り方は得意ではなさそう、、、という表現にしておきましょうか。

なお、「本を購入していかないで、(マウントをとった)会話だけしていく」という傾向もある。
別に、本を購入なさらないことを悪くいうつもりはありません。
購入されないのは、頒布物が刺さらなかった、というのもありますし。

ただ、どうやら他の人気強強サークルさんのところでも現れる様子なので、弊サークルだけにみられる傾向ではなさそう。

サークル参加者と一般参加者のふれあいの場でもありますが、「お互いがリスペクトしあって」こその成り立ちだとは思うのですよね。


マウントとって気持ち良くなったんなら、頒布物の購入もお願いしまーす。(棒読み

頒布物に対しての扱いが雑な方

目立ってしまったので、これも記載・記録しておきます。

  • 無言で見本誌を手に取り、
  • 立ち読みをしている時の見本誌の扱いが乱暴にページめくり、
  • 読み終わった後の見本誌の戻し方が非常に雑(ポンと投げ捨てた)

をした一般参加者がいた。

一言でいえば、ちょっと腹が立った。

最初のはまだいいんですよ。
一応、自分はサークルにいて暇していましたが、声かけづらいってこともあるでしょうから。

しかし、残りの2つは、アカンと思うのです。

その頒布物、まだあなたのものではないですね?


立ち読みするのはいい。
面白くない/ほしいと思わない、なら購入しなくてもいい。

でも、購入しないなら、それはあなたのものではないのです。
だから、丁寧に扱ってください!

酒樽びらき(笑

今回は無事出席できた、主催のありあきさん。
バールのようなものを持って、どんなふうにして酒樽をあけるのかな?曲がったところで、振りかぶってざっくりするのかな、って思ってたら、反対の尖った部分でトントンとかんきりのような感じで、割れ目を入れていた(笑
よくよく考えたら、そりゃそうか。

ちなみに、そういうコツコツと割れ目を入れていくことで、後で木槌でドッカンってやると綺麗に割れるらしい。

綺麗に蓋が割れたシーンはこちら。

お酒に弱い自分も、雰囲気に飲まれて、少しいただきました。
下戸の自分でも、プラのコップ半分くらいは飲めたので良いお酒だったのですかねー。

まとめ

と、言うわけで、技書博10の参加レポでした。
非常に楽しかったですが、頒布数の話になると、片隅で縮こまる感じになっちゃいます。

独りよがりの文章/内容なのかなぁ、とか、印刷費はせめては早割とかが使えてたらなぁ、とか、色々考えちゃうんですよね。

まぁ、、、とりあえず、落ち込みすぎない程度に頑張ろう。
今度は、技術書典16に向けて色々とやろう。