技術同人誌を書いている身分としては、「本の"在庫"をどうするのか」という点で、悩まされることがあります。
これが、"売れる"本であれば、在庫の置き場所の問題だけで済んだりします。
ですが、"売れない"本である場合、前述の置き場所の問題に加えて、"本自体の取り扱い"についても、頭を痛める問題となります。
率直にいえば、"売れない在庫はどうしよう問題"、です。
もちろん、先人達の知恵というのはありますので、いくつかの選択肢はすでにあります。
- 1. いつか欲しい人の手に渡るように、在庫を持っておく*1
- 2. 即売会の際に、無料で頒布する(他の本を購入してくれた人へのおまけ)
- 3. 何かしらIT系イベントに参加した際に、(無料で)配る
- 4. 同人誌を販売してくれる企業へ委託しておく*2
- 5. (泣く泣く)処分する
と、そんな悩める技術同人誌の作者さん(笑)だった私ですが、とあるXの投稿を見て、もう一つの選択肢が登場しました。
#技書博 では技術同人誌の魅力をより多くの方に届けるために、パンドラ袋と立ち読みコーナーという取り組みを実施しています!
— 技術書同人誌博覧会(技書博) (@gishohaku) 2026年5月6日
そこであなたが執筆した技術同人誌の提供をお願いします!
取り組みや提供方法の詳細は以下のブログ記事をご覧ください~!https://t.co/r7gH20SbRa
それが、技術書同人誌博覧会(以降、「技書博」と記載)の企画である"パンドラ袋"です。
パンドラ袋とは
パンドラ袋とは、「何冊かの技術同人誌をランダムに詰め合わせた、技術同人誌版の福袋的なもの」とのこと。
そして、技書博スタッフが各種のIT系や同人誌系イベントに参加する際に、このパンドラ袋の販売をするとのことです。
これは、業界の違いや地方在住の方で技術同人誌を知らない人・馴染みのない人に、技術同人誌を知ってもらうための試みとのことです。
なお、大事なことではありますが、パンドラ袋の購入費用は技書博スタッフの費用とはなりますので、作者の元にはお金は入ってきません。
パンドラ袋の詳細は、技書博のブログに記載されていますので興味のある方は是非。
ちなみに、現時点での募集期間は2027年3月までとのこと。
まとめ
パンドラ袋への寄贈をすることで、"自分の書いた技術同人誌が誰かに読まれる可能性が増える"や"パンドラ袋を買って技術同人誌に興味を持ってくれる(運が良ければ執筆者になってくれる)"という側面があります。何より、技術同人誌の即売会を開催してくれる人達への支援にもなりうる。
自分の書いた本に自信はある。きっと誰かの心には刺さる。
でも、イベントに参加した多くの人には「Not For Me」なのか、手に取ってもらえないし、立ち読みされても購入されない。
結果、在庫を抱えて"どうしよう"......と悩む。
そんな悩みを解決する一つの方法として、"パンドラ袋へ寄贈する選択肢"をどうぞ。