みずりゅの自由帳

主に参加したイベントやソフトウェア技術/開発について記録しています

アフター6ジャンクションの「国産RPGクロニクル」回が面白い

備忘。ゲームネタ。

Podcast番組「TBSラジオ「アフター6ジャンクション」」の特集「国産RPGクロニクル」の回が面白かったのでご紹介。

「国産RPGクロニクル」は、いわゆるJRPGの歴史をめぐるという特集です。
話の主軸は、日本のRPGの代表作である「ドラクエドラゴンクエスト)」と「FF(ファイナルファンタジー)」となっています。
2020-08-21の時点では、2回放送されています。
1回目がFC(ファミリーコンピュータ)時代、2回目がSFCスーパーファミコン)時代のものになっています。

内容を一言で言えば「おっさん*1ホイホイ」が満載の内容になっています(笑
もちろん、FC〜SFCが全盛期の頃に少年/青年と過ごしてきた自分にとっても、ホイホイと吸い寄せらた内容でした。

以下、Anchorへのリンクです。

特集:ニッポンのロールプレイング・ゲームの魅力が分かる新シリーズ<国産RPGクロニクル>スタート by渡辺範明

anchor.fm

特集: <第2回:国産RPGクロニクル>スーファミ時代のドラクエとFF編(ゲスト:渡辺範明)

anchor.fm

番組内ではいろいろなネタが紹介されていました。
それを書き出したい気持ちもあるのですが、一旦はTwitterに思わず呟いた内容だけ。

  • 異世界転生ものラノベは、JRPGの発展系である。というか影響を受けてる。→中世の王国制/異種族/スキル、など
  • ドラクエが抑制型ゲーム、FFがインフレ型ゲームって言う切り分け方→HPの最大桁(DQ3桁、FF4桁)や、武器/防具の値段設定あたりからも読み取る。
  • FC版ポートピア連続殺人事件ドラクエへの壮大な前振り。→プレイする人たち(主にこども)に対して、コマンド選択と文字への文化の刷り込み*2

詳細が知りたい方は是非ラジオを聴いてみてください。

もしかしたら、気が変わってもう少し書き出しするかもしれません(笑

あと、ドラクエの大ヒットが、ふりかえってみると意外と約束されていたのではないか、と思える布陣であったのも興味深かったですね。
ゲームコンテストで入賞した才能ある人達*3を起用する、すでに大御所でかつゲーム好きの作曲家*4を起用する、少年の心についてノウハウを持っている/影響力のある人たち*5と連携する、など、よくよく考えるとドリームチームだったわけです。しかも、ジャンプで少しずつ情報を出したり特集を組んだりで、宣伝もバッチリだったわけですし。

と、こんな感じでブログの記事にしてみました。
それぐらいに、面白かった&広めたいなぁーと思った次第だったので。

早く第三回放送されないかなぁ。

*1:30後半から50歳あたりのFC/SFC全盛期時代に青春を過ごした世代

*2:やまかわ邸の地下迷路は活かされなかったけどw

*3:堀井雄二氏、中村光一

*4:すぎやまこういち

*5:ジャンプ編集の鳥嶋 和彦氏、漫画家の鳥山明