みずりゅの自由帳

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Phoenixフレームワークのv1.5系がリリースされました

日本時間の2020年4月23日1時18分、ElixirのWebフレームワークであるPhoenix Frameworkv1.5.0がリリースされました。

https://github.com/phoenixframework/phoenix/releases/tag/v1.5.0

なお、その12時間後の2020年4月23日13時15分には、v.1.5.1がリリースされています。

https://github.com/phoenixframework/phoenix/releases/tag/v1.5.1

また、ほぼ同時刻にv1.4.17もリリースされています。

https://github.com/phoenixframework/phoenix/releases/tag/v1.4.17

v.1.5.0-rc.0のリリースが日本時間の2020年4月17日だったので、約1週後のリリースになりますね。 先日、Phoenixフレームワークのv.1.5.0-rc.0に関する記事をかいていたので、自分としては実質1-2日後のリリースの感覚でした。

mzryuka.hatenablog.jp

なお、v1.5.0のリリースはChris McCord氏のツイートで知りました。

こちらのツイートに貼られているリンク先のページには動画があります。 その動画では、Phoenixのv1.5.0でオプションで付与されるLiveViewを使ってツイッターのクローンアプリを作る過程が見れます。

www.phoenixframework.org

また、上記のページによるとv1.5系の売りは大きく以下の3点のようです。

  1. Phoenix LiveDashboard
  2. Phoenix LiveView generators
  3. PubSub 2.0

それ以外にも、Phoenixのガイドが刷新されたり、MSSQLMicrosoft SQL Server )に対応してたりしているようです。

ちなみに、同時期にリリースされた1.4.17には、これらの機能の反映はありません。LiveViewやLiveDashboardについては、従来通りに手動で追加するしかないようです。

自分は約半年前に「PhoenixLiveVIewとNervesをさわるElixrへのいざない」という技術同人誌で、初期のv1.4系のPhoenixを使ってLiveViewを設定して動かす本を書きました。 mzryuka.booth.pm

しかし、それからLiveViewのバージョンも徐々に上がっていき、設定なども変わっている様子です。Phoenixのバージョンがあがったのを契機に、もう一度LiveView周りの情報を見直してみます。