みずりゅの自由帳

主に参加したイベントやソフトウェア技術/開発について記録しています

あにべん!に参加してLTもしてきたけど、殻を破らなきゃと再認識してきた

2018/08/23に、「ITエンジニアのための”アニメ”から学びを得る勉強会|あにべん!」に参加してきました。また、今回はLTもしてきました。公の場では初めての経験です。

 

本記事では、発表者さんの資料まとめました。また、懇親会の様子も簡単に報告。
(2018/8/28: 資料のリンクを1つ追加しました。)

その中で、自分がいかに殻を破らなきゃいかんということを3回ほど再認識してきましたので、それも合わせて記載しています。

aniben.connpass.com 

なお、aniben自体の状況は、Togetterでまとめられています。

ITエンジニアのための”アニメ”から学びを得る勉強会 | あにべん! - Togetter

 

また、主催者のMorixさんは、「ボッチサーチ」と言う「ぼっち」を探すためのサービスを提供されています。その関係もあり、多くの方が「#aniben」で登録されていました。登録者の中には、「貴方はぼっちにならんでしょ!」と言う方も何名かいましたが、これは自分から相手に話かけにいくためのサービスなので、よくよく考えると問題ないのか。

bocchi-search.com

 

 以下、目次です。

 

(最初に)懇親会の様子:

どんどんドーナツ、ドーンといこう!

これを乾杯の掛け声に始まった懇親会、初めての経験です。ちょっとひいた、いや活気があって実に良いですね。ちなみに、今回は「SHIROBAKO」での登壇者がいませんでした。皆さん、作品がカブるのを回避したんですかね。

懇親会では、スポンサーの「(株)アカツキ」様からピザとビールが提供されました。会場の提供といい、どうもありがとうございます。私はお酒に疎いので詳しくはわかりませんが、「エビスビール」があったのできっといっぱい援助をしてくれたんだと思いっています。

参加者50余名が4つのテーブルに分かれて、それぞれアニメの話で盛り上がっておりました。凄いなぁ、知らない単語(多分アニメ関連の話)がポロポロ出てくる。楽しいんだけど、圧倒的に観ている/情熱を注いでいるパワーが違うんだなぁ、と感じることが出来ました。あぁ、自分ってまだ殻を破れてないんだぁその1)って、再認識しました。

なお、懇親会の中盤では、知る人ぞ知る「伝説のてぃーびーさん(@tbpgr)」がまさかのリモート登壇。ただし、発表したのはてぃーびーさんの中の人と噂されているVTRyoさん。そして、さらにまさかの「発表内容がベイビーステップ」と言うVTRyoさんと被り。そりゃ、同一人物説も流れますね。。。

 

また、懇親会の席では主催者のMorixさんとVTRyoさんが居るテーブルにいたのですが、お二人には全然話しかけることが出来なかった。ぼっち生活が長いと勝手に感じちゃうんですよね、よくわからんオーラというか壁というか。結局お話することは叶わず。知名度があればまた違ったんだろうか、とかそんなことを考えてしまい自分から積極的に話しかけることが出来なかった自分はまだ殻にこもっているのだなぁその2)と感じていました。

 

さて、これをブログに書きたかった。

と言う事で、あとは惰性で書いていきます。

 

LT発表:北林さん(アカツキ様枠):BORUTO

「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」と やりたいことをやる、という話

トップバッターの北林さんです。会場提供してくださった「(株)アカツキ」さんの枠での発表とのこと。懇親会の時にお話を聞いたら、「ちょっとLTしてきて〜」みたいに会社の方に言われたそうです。認定スクラムマスターを所有されており、お仕事でもスクラムマスターをやられているとの事。

発表については、BORUTOです。ナルトの息子であるボルトが、平和な世界で「なぜ忍になるのか」について考える話を仕事に結びつけて語られていました。平和な時代が続いたことによる若者の意識低下の話は、エンジニア業界の中でも感じることたまにあります。ただ、その背景が時代に沿っているのかという点はありますが。

 また、スライドの終盤で話されていた「周囲の人に頼ろう」「どう思っているかを聞く」「もっと話をしようと思った」って、スクラムを実施していく上で必要になっていく要素だよなぁと発表を聞いていて思いました。

 

LT発表:VTRyoさん:ベイビーステップ

ベイビーステップに学ぶ小さくとも確実に成長する方法 / babysteps-growth-method - Speaker Deck

 主催者の一人であるVTRyoさん。スライドの撮影はOKですが、本体の方は撮影NGだそうです。また、ハッシュダグによるトレンド入りを狙っている野心家さんです。

題材は、ご自身の座右の銘Baby steps to giant strides」(小さな一歩がやがて大きな足取りになる)にする程大好きなベイビーステップです。

原作は読んだことありましたが、アニメ化されていたことまでは知りませんでした。

ベイビーステップでは、スポーツ物で多く描かれてきた「根性論」ではなく、現代に合わせた合理的な内容で成長していく過程が描かれています。そして、それが楽しく生きていくヒントである、と熱くx2とても熱く語られていました。その情熱は、資料からも伝わってきます。

 

なお、VTRyoさんは「Mazrica.fm」という所属会社「Mazrica」を紹介するPodcastもやられています。本当に行動力のある方ですね。なお、2回目にCEOの方がゲストで来たので打ち切りフラグがたったと思ったら、ところがどっこい外部の方をゲストに呼んでいるという行動力。

Mazrica.fm | Mazrica Fm | Free Listening on SoundCloud

 

LT発表:carotene4035さん:エウレカセブン

僕らだけのアニメを放映する - Speaker Deck

 自称ポエマーなエンジニアであるcarotene4035さん。地下アイドルのQiitaの記事は拝見しました。

さて、お題はエウレカセブンです。主人公レントンゲッコーステイトに旅立つのとエンジニアがキャリアを変えることを重ねて、「自分の殻」を破ることの大切さとやり方を語ってくださいました。そのカギは「ジャパネットたか●」にあるようです。

 

LT発表:KANEさん:亜人ちゃんは語りたい

KANEちゃんは語りたい 「亜人ちゃんは語りたい」から学ぶ 異職種とのコミュニケーション術 - Speaker Deck 

主催者の一人(?)でもあるKANEさん。エンジニアを人間、非エンジニアの方を「亜人(デミ)」として、両者のコミュニケーションについて語ってくださいました。なお、ご本人も言われていましたが、「亜人」は悪口/差別として言っているわけではありません。あくまでも、職業上の価値観などにより性質や物事の見方が違うという点で語られています。

 

ちなみに、KANEさんは「おしごとam」「おしゅうかつam」と言うお仕事や就活を頑張る人を応援するPodcastを放送されています。謎の妖精でごふぁさん、枝豆の妖精ずんだまるさんを相手にしているので、デミとの交流に共感されたのでしょうKANE。

www.oshigotoam.com 

LT発表:nikkieさん:アイドルマスター

[ GitPitch ] ftnext/2018_LTSlides/master

 のヮの <でも、私は天海春香だから。

アイマスキャラの中では、私もはるかっかが大好きです。「閣下」も好きです。

さて、用事によりLT後に帰宅されてしまったnikkieさん。劇場版アイドルマスターから仕事で「決める」ことの不安とそれでも先に進む大切さを語ってくれました。

ちなみに、nikkieさんはご自身のブログでLTでは語りきれなかった事を記事にしてくださっています。アウトプットが早いですね。尊敬します。

 

nikkie-ftnext.hatenablog.com 

LT発表:takanakahikoさん:プリパラ

anibenn - Google スライド

プリパラ、知りませんでした。設定聞いてもよくわかりませんでした。え、生き返るって何?と頭が?でいっぱいになりました。見ろって事ですよね。

LT資料で版権絵を使ってはいけなかったので、takanakahikoさんはご自身で絵を描いておられました。登場人物、みんな可愛いです。

さて、本題としてはプリパラに対しての恩返しとして「プリパラで学べるプログラミングの入門書をかくぞ」と思い立ち、技術書典で技術同人誌を出した件について語られていました。技術的には、GoogleAppsScriptとTwitterBotを利用されたそうです。また、デザイン面ではフォロワーの方々に協力いただいたとか。

 

LT発表:みずりゅ:Vガン/俺ガイル続

aniben-20180823 - Speaker Deck

私の発表です。「偽物が本物を目指す」繋がりで二つ挙げました。が、資料中には記載しておらず、発表時にも伝え忘れていました。資料報告時にTwitterには書いたのですが、ここでも記載しておきます。

 

せっかくなので2作品の補足。

Vガンの方は「偽ジン・ジャハナム」さんです。彼の覚悟を決めた一言から流れる挿入歌「いくつもの愛かさねて」がものすごく絶妙なんですよね。また、後述する動画をみているとわかるのですが、偽ジンはどのシーンでも冷や汗をかいています。覚悟を決めたけど不安はある、でも先に進める。これって仕事においても発生する状況です。
なお、偽ジンは初登場から中盤まで、非常に情けないおじさんとして描かれています。しかし、終盤になるにつれて器も大きくなり、特攻シーンでは事態を好転させるきっかけともなりました。視聴者の誰もが彼がこんなに成長するなんて思わなかったでしょう。そういう背景も知っていると、より目から汗が出てくるんです。

次に俺ガイルの方です。原作でもアニメでも、主人公・八幡がいう「本物が欲しい」は名シーンです。しかし私は、彼がその発言(行動)をするために背中を後押しした平塚先生を推しました。平塚先生と八幡の師弟関係、すごく良いですよ。お互いに相手を信頼しているのが伝わってくる。そんな人から「いまなんだ」なんて言われれば、ひねくれ者の八幡だって行動起こしますよってなもんです。もし、仕事をする上でこんな師匠(先輩や上司)がいてくれれば、ってついつい考えちゃいますよね。
ちなみに、八幡に褒められて不意にデレる平塚先生、可愛いです。10年前に逢えていればという八幡のセリフ、すごくわかる。

 

どちらのシーンも、現時点では動画が見れるのでリンクを貼っておきました。
ぜひ「みてください」(シャクティ口調)。

www.nicovideo.jp

www.youtube.com 

なお、イベント終了後に、妻にこんな発表してきたと資料を見せると「渋すぎ。もっと(家にいるときのように)はっちゃけても良かったんじゃない」という意見をもらいました。確かに、今回の中で唯一「笑い」が出せなかった発表でもありました。
もし、次回に発表する機会があるのならば、「競女!!!!!!!!」「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」「あそびあそばせ」あたりで発表したいと思います。自分の殻を破って、次の一歩を踏み出そうその3)と妻からの一言で後押ししてもらいました。

 

LT発表:shion1919さん:ガールズアンドパンツァー

あんこうさんチームから学ぶ チームビルディング - Google スライド

紫苑さんです。「トキワの森プロジェクト」の運営をされている方です。トキワの森プロジェクトはVTRyoさんが「駆け出しWebエンジニアが一度は行っておきたい勉強会のまとめ」で挙げられているコミュニティの一つです。私も今度参加してきます。

本題。「ガルパンはいいぞ」で伝わりますかね。時間がなくて語りきれないという程、ガルパン愛が出ていました。

もう少し書くと、主人公・西住みほの所属する「あんこうさんチーム」が、いかに理想的なチームであるかを語られてました。「理想的なチーム」=「一人の人間」と例えると、「脳」=指揮官である「みほ」、「足」=操縦士の「麻子」と行った具合に、いかにスムーズに動けるのかが大事であると。チームワークを意識なくても動けるチームって最高ですね。

ちなみに私は優花里ちゃんが好きです。

 

トキワの森プロジェクト - ホーム | Facebook

【初心者エンジニア必見】駆け出しWEBエンジニアが一度は行っておきたい勉強会のまとめ - VTRyo Blog

 

LT発表:kiridarumaさん:スロウスタート

スロウスタートから学んだこと ~私はいかにして人と比べることをやめたか~

 きりだるまさんは、大阪から参加された大学生の方です。LT発表時のパワーは、参加者の中では一番だったのではないかと個人的には思っています。

アイマスもお好きだったようで、懇親会の席ではnikkieさんとお話したかったと非常に残念がられていました。 

題材はスロウスタート。きらら系ですね。きららファンタジアにも出演しています。

中学浪人したことにコンプレックスを持つヒロイン・花名が、高校の友人達と接することで「見えている世界」が変わっていく様を、エンジニアが他人と比較して落ち込んだり見下したりしている点と重ねています。そして、自分は自分、他人は他人と割り切り、変に気負わないようにすることが大切と語られていました。

私も他人と比較して落ち込んだりすることが多いので、大変勇気付けられました。

 

LT発表:Morixさん:オーバーロード

オーバーロードで学んだチームマネジメント / Team management learned through overlord - Speaker Deck

トリを務めるのは主催者兼、発起人のMorixさんです。巷では、「阿部寛の人」で通るようです。しがないラジオのゲスト回で「自分が雑魚エンジニアだと気づいた」と言われていましたが、今しか知らない人からみれば「どこが?」としか思えないです。きっと、自分の知っている意味の雑魚ではないか、雑魚の中にも階級があるって事なのだろうと思います。

本題ですが、LTはオーバーロードを題材に優秀すぎる部下を持ったチームリーダがどのように振る舞うのかが触れられています。リーダが優秀でもそうでなくても、チームで成果をあげるにはチームの構成要員である部下がどれだけやる気を出してくれるかに関わってきます。部下の求める理想のリーダを演じつつ、いかに部下に権限委譲して成果を出してもらうか、と言う事を語られていました。

twitterでは自分のは(内容が)薄いぞーと言われてましたが、私から見たら十分濃いなぁと思って聞いていました。

 

リモートLT発表:tbpgrさん:ベイビーステップ

Public/2018/08/23/aniben/ベイビーステップで学ぶ限界的学習 - esa-pages.io 

懇親会のところでも触れましたが、「伝説のてぃーびーさん(@tbpgr)」がリモート発表してくださっていました。Twitterで資料のURLが流れていたので、追加で共有させてもらいました。

こちらの資料では「限界的練習」についてわかりやすく説明されています。やらないよりはやる方が良い。そして、やるからには成果を出していきたい。そう考えてるのであれば、一度資料に目を通して頂くのが良いかと思います。他者の成長の手助けを生業とするてぃーびーさんらしい資料です。

 

最後に:

今できる限りの範囲の内容でまとめてみました。

出遅れている分はしょうがないので、歩みは小さいですが、一歩ずつ前に進めていこうと思います。

最後に懇親会でお話できた、アディさん、KANEさん、ずんだまるさん、taskforce_Hisuiさん、ゆのんさん、kabukawaさん、どうもありがとうございました。
また、お名前を聞きそびれてしまいましたが、一緒のテーブルで楽しくお話させて頂いた方々もありがとうございました。私は「うさまる」のTシャツを着ていた人物なので、もしこれを見て自分もいたよと伝えていただければお名前を追記しておきます。

 

今日も一日がんばるぞぃ!