備忘。
2020年9月30に、「 Elixir Digitalization Implementors #1:発足LT会 」(以下、省略して"EDI")に参加しました。
また、そこで久々にLTもしてきました。
EDIについては、こちらをどうぞ。
EDIについて
以下、Connpassページの説明の抜粋です。
「Elixir Digitalization Implementors」、略称「EDI」は、「Elixir実装の芽」をみんなで愛でるコミュニティです
そうした芽から、「身近な仕事や生活をElixirでデジタル化して、良くしていこう」というのが、この会の狙いです
そんなEDIのLT(Lightning Talk)会は、様々な「Elixir実装の芽」、つまり、みなさんがElixirで作ったもの(個人、仕事、もくもく会、技術書典などを問わず)をスライド不要の気軽なLTで共有し合い、みんなで一緒に愛でる会です(スライドでの発表も、もちろんOKです)
活動のメインはSlack上です。
Slackに参加したい場合は、EDIイベントの参加者になって加入先Slackの情報を得るか、主催者の方に連絡すれば招待リンクがいただけるかもですね。
EDIは、地域Elixirコミュニティ「fukuoka.ex」が主体となって作れれたコミュニティです。
fukuoka.ex以外にも、他のErlang/Elixirコミュニティであるkokura.ex、kochi.ex、OkazaKirin.beam、などの主催者/参加者も参加されています。
LTの方針について
前述の説明にも記載がありますが、EDIとしては「スライド不要の気軽なLT」を目指したいそうです。
今回のLT発表では、8割近い方が資料を用意して発表されていました。(自分も用意して挑みました。)
これ自体は後から見直せたりと便利です。
しかし、資料を作る手間を惜しんでLT登壇を避ける/敷居が上がる、となるのは避けたいとの主催側からのお話もありました。
このお話、すごくわかります。資料作る時間がとれないなから辞めとこうとか、誰かの作ったすごい資料を見ると気後れするケースもありますものね。
また、EDIではLTのスタイルも選べるそうです。
- I-IZM(Interactive):登壇者の発表を参加者もワイワイしながら進める(司会がフォローします)
- M-IZM(Moderator):登壇者の発表やテーマについて、参加者に色々聞いたりする
- S-IZM(Straight) :登壇者が一方的に発表する(ワイワイは質問タイムやお茶会でする)
これもまた、面白い試みですね。
I-IZMやM-IZMは、タイムスケジュールが少し大変そうですが、司会の方のフォローに期待しましょう(笑
LTについて
総勢12名によるLTが発表されました。
詳細は、Connpassのページを参照。
どれも面白かったのですが、自分が気に入ったLTベスト3をあげるなら、以下の3発表でした。
- torifukukaiou氏:ElixirConf EU VirtualでLTした話【S-IZM】
- koyo-miyamura氏:実は技術書典でElixir本書いていたよ【I-IZM】
- piacere氏:Phoenix WebSocketで「VRの世界」を現実にAR投影してみた【M-IZM】
torifukukaiou氏の発表、英語の歌から始まるいつものLTスタイルでしたw。オンライン開催とはいえ、EUのElixirConfでLTされるとは、行動力が素晴らしい。とは言うものの、torifukukaiou氏はQiitaにElixirの記事を頻繁に投稿されているので、そもそも行動力がある方でした。自分も記事を参考にさせていただいたことが何度もあります。
koyo-miyamura氏の発表、会社で出した合同誌の中でElixirの記事を書かれていたそうです。合同誌は物理本は品切れのため、koyo氏の担当分だけをEDIメンバに公開していただけてました。30ページ近くのボリュームで書かれていて、興味深く読ませていただきました。
piacere氏の発表、NeosVRを利用して、ARでいろんな建物を生やされておりました。なお、AR中に載せられた画像(?)に拙著「Elixirへのいざない」の表紙が使われておりました(笑。ありがとうございます。
なお、「Elixir+NeosVR+AR」の組み合わせで見られる景色は、こちらの動画で確認できます。
素晴らしい。
おぉ、ありがとございます😆 #ElixirDI
— piacere@DigiDock (love Elixir&Gravity+仮想世界創造機構) (@piacere_ex) 2020年9月30日
ホントは、この #NeosVR で組んだAR投影ロジックや、Gigalixir上に立てたElixirサーバのWebSocketに飛ばす様/受ける様をお見せしたかったんですが、回線 or NeosVRが不調でホント残念でした…😭
こんな風↓に、Elixir+NeosVR+ARが動くとこ見てもらいたい😉 pic.twitter.com/kQ3wx2CTYe
それと、もう一つ。
takano20771氏の「2時間ぐらいでElixirの必要最小限を網羅できるテキストを作った話【I-IZM】」をご紹介。どなたかチャレンジしてみませんか?。
LT出発表させてもらった資料です!良ければご覧くださいhttps://t.co/We8OmvIUpchttps://t.co/WzXRByjVIu#ElixirDI
— 高野てん (@ten_takano) 2020年9月30日
自分のLT発表内容
技術書典でElixir本を3冊頒布したことについて発表しました。(技術的要素はほぼ無し)
資料はこちらに載せておきます。
発表後には、Elixir愛が伝わる、などのコメントもいただきました。
LT登壇のきっかけは、EDIのSlack上で技術書典でElixir本を頒布していた数名にお声がけがあったから。
せっかくの機会なので、参加&LTすることにしてみました。
「資料はなくてもよい」というお話だったのですが、話す内容が拡散しそうだったので、自分は資料を作りました。
ただ、前述の通り、会の趣旨としては"資料を準備すると発表の敷居が上がる"という点を加味して、次回は資料なしにチャレンジしてみます。
余談
久々に発表して思ったのが、5分は短かったなー、です。
時計見ながらやったんですが、あっと言う間に終わりました。なんとか時間は守れましたが。
同じ感想を持たれた方がいらっしゃいました。
今日は久しぶりにLTしたけど、5分ってこんなに短かったんだな #ElixirDI
— mokichi@スマートアルゴリズム (@mokichi_s12m) 2020年9月30日
まとめ
会自体は、ネットワーク不調でちょっと序盤にドタバタした感がありました。
ですが、オンラインならではの出来事ですし、それを差し引いても様々なお話が聴けたのでイベントとして非常に楽しめました。
Elixirが気になる or Elixirが好きなどの方がいれば、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
オンライン上で実施されているので、開催場所を気にせずに参加することもできます。
今後は「モブライブコーディング」の企画なんかもあるようです。
これは楽しみですね。
LTについても、"資料なし"で発表することが推奨されています。
なので、気軽にLTできるのではないかと思っています。
自分も、次の機会があれば、資料なし(or 用意したとしても1-2枚の資料)でチャレンジします。
トーク力が試されるー(笑