みずりゅの自由帳

主に参加したイベントやソフトウェア技術/開発について記録しています

Agile Japan 2020 に参加しました

2020年11月17-18日で、「Agile Japan 2020」にオンライン参加してきました。
備忘録として、簡単に記録しておきます。

Agile Japan 2020については、こちらを参照。

2020.agilejapan.jp

参加のきっかけ

オンラインでの開催、かつ元上司がセッションで登壇するのを知ったから、です。

Agile Japanには、過去に何度か参加していました。
しかし、有料イベント(しかも、お値段は万越え)というのもあり、"アジャイル療養"*1をしたい時のみ参加していました。

今年はオンライン開催であることは知っていたものの、育児休業中であり、かつ有料でもあったのでパスするつもりでした。
しかし、セッション内容を確認した際に、元上司の方が登壇されているを見つけました。
面白そうなタイトルでもあったので、せっかくの機会なので見てみよう、となり参加申し込みをしました。

オンライン開催の強みか、セッションの内容は録画されて一定期間アーカイブとしても閲覧できるので、有料でもいいかと考えられるようになったというのもあります。

参加セッションについて

以下のセッションに参加(オンラインで視聴)しました。
とはいうものの、家庭の都合で一部のみ視聴/耳だけで聴いてたセッションもあります。*2

Day1:

  • 基調講演:New Normalの観点から可視化されるDX推進の課題と経済産業省の政策展開-「2025年の崖」問題に対してアジャイルへ期待するDXの本質-
  • 突撃!隣のアジャイルチーム
  • プロジェクトマネジメントを極めようと「変わらず」想い続けていたらアジャイルに出会い、そしていま私はココにいてまだ旅の途中です。~50代半ばを過ぎても「変わり続ける」あるオジサンの旅路~
  • アジャイル開発におけるテストのこれからを考える~開発プロセスにあわせたテストの変革~
  • 「未曾有の事態に対処せよ」~プロダクトオーナーが管理部門を兼務して実践したAgile働き方改革
  • ピンチはチャンス!大逆境のコロナ期での現場とエンジニアの戦い

Day2:

  • 経営者パネルセッション エンジニアにビジネスができるか?
  • 在宅勤務でスクラム
  • アジャイル開発の時代
  • デジタル・トランスフォーメーション・ジャーニー〜正しいものをともに考え、正しくともにつくる〜


この中で、いくつかセッションについて資料のリンクとセッションの感想(および、視聴中につぶやいたこと)を簡単に記述しておきます。

基調講演:New Normalの観点から可視化されるDX推進の課題と経済産業省の政策展開-「2025年の崖」問題に対してアジャイルへ期待するDXの本質-

資料は公開されていません。
経済産業省 商務情報政策局情報経済課・アーキテクチャ戦略企画室長の和泉 憲明 氏のセッションです。

タイトルの通り、DX推進の課題やアジャイルへの期待、が生々しいお話とともに聞けました。

アーカイブが観れるようになったら、もう一回視聴するつもりのセッションです。

2025年の崖」については、こちらの資料から詳細がわかります。

www.meti.go.jp

「2025年の崖」ってのは、すっごく簡単に言えば「デジタルトランスフォーメーション(=DX)ができなければ、2025年以降はものすごく大きな経済損失が起きる可能性があるよ」あたりでしょうか。

本セッションで自分が反応したのは、以下のあたり。

まぁ、全体を通して、"TOP/経営層"がどれだけDXに本気で取り組むかによって状況は変わる、ってのはあるようです。

突撃!隣のアジャイルチーム

資料はありません。
参加者からの質問に登壇者が回答していくタイプのセッションでした。

自分も質問して、回答をいただけました。

Q: DXの成否は経営層にかかっていますが、どのようにして経営層に対してアプローチしていけば良いか?
A: 経営層と直接話す機会がないような場合は、周りの力なども借りて、"経営層の耳に入る"(例:DXするならアジャイルだよね、とか)ようにしてみるのはどうか



プロジェクトマネジメントを極めようと「変わらず」想い続けていたらアジャイルに出会い、そしていま私はココにいてまだ旅の途中です。~50代半ばを過ぎても「変わり続ける」あるオジサンの旅路~

資料は公開されています。

https://2020.agilejapan.jp/pdf/DAY1_CH1_1150.pdf

セッション内容を一言で言うなら、アジャイルに出会ってからどのような行動をしてきたのか、という感じです。ただ、その内容は熱い。もっと言うなら、エモい。

アジャイルに出会って、アジャイルができそうな中小のSIerに転職した」と言う行動力が凄い。
しかも、これがリーマンショックあたりで、かつ登壇者の方が40歳を超えていたと言うのだから、ただただ"熱い情熱"を持って行動していたのかと言うのが伝わってきます。
そして、50歳過ぎで更に高みを目指してまた転職しているのだから、なんとも。
ただ、これは年齢が高い人にも希望になる事例だな、とも感じました。



ピンチはチャンス!大逆境のコロナ期での現場とエンジニアの戦い

資料は公開されています。

https://2020.agilejapan.jp/pdf/DAY1_CH2_1510.pdf


VUCA( 変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)時代において、必要なのは「瞬間の決断」と「継続的な実践」である。それを実践しているのがアジャイルな開発である。
そして、そのアジャイルをソフトウェア開発以外にも適用できるのでは、の発想のもと実施してみた、と言うような内容。


行動時にどれだけ情熱を持って実施するかで結果も変わってくるんだなぁ、と言う小並感な感想になってしまうのですが、良いセッションだったと考えています。

経営者パネルセッション エンジニアにビジネスができるか?

資料はありません。
パネルディスカッションです。

基調講演でも話にあがった「経営者がITを覚えるよりも、エンジニアが経営を覚える方が良い」に関係したお話を「石井食品株式会社代表取締役社長執行役員 石井 智康 氏」「ウルシステムズ株式会社代表取締役社長、株式会社アークウェイ代表取締役社長 漆原 茂 氏」「株式会社ソニックガーデン代表取締役 倉貫 義人 氏」が話され英ました。
とくに、漆原氏と倉貫氏は「エンジニアが経営を覚えた」に該当する方々なので、信憑性もありました。

セッションを聴いていて反応した内容。

セッションを聴いて、以下の2つは改めて意識していこうと考えました。

  • リリースをゴールにしない
  • 「エンジニア対経営者」ではなく「問題対私たち」にする
アジャイル開発の時代

資料は公開されています。

https://2020.agilejapan.jp/pdf/DAY2_CH2_1330.pdf

RSGTの実行委員でもある、川口 恭伸氏のセッションでした。

以下の4点について改めて考えてみましょう、と言う内容。

  • 1. アジャイルってなんですか?
  • 2. うちの会社でもできるのかな?
  • 3. 上司を説得するには?
  • 4. 成果を出すにはどうしたら?

これらについて、色々と課題も出てくるわけです。
とは言え、すべての回答は“It takesa long time”であったわけなんですが(笑

おまけ:はげちゃびん問題

speakerdeck.com

デジタル・トランスフォーメーション・ジャーニー〜正しいものをともに考え、正しくともにつくる〜

資料は公開されていません。
Agile Japan 2020のページ中にはリンクがありませんでしたが、市谷さんが資料を公開されていました。

www.slideshare.net


名著「カイゼン・ジャーニー」の著者でもあり、政府CIO補佐官でもある、市谷 聡啓氏のセッションでした。

国、地方、大企業と進めてきたトランスフォーメーション・プロジェクトについて、関係者とどのように課題を乗り越えてきたのかを話されていました。

Twitterで反応したのは以下。




まとめ

ものすごく簡単ですが、Agile Japan 2020の参加レポを書きました。
今回も、アジャイル療養はできました。
ただ、そろそろアジャイルな開発を再開したいなぁ、という想いも強くなってきました。
とりあえず、環境をなんとかしていこう。

また、アーカイブが公開されたら、時間の都合が合わず見れなかったセッションも見返します。
ただ、アーカイブ公開期間が年内(12/25あたりまで)なので、あまり時間はないですが。
もうちょっと公開期間があると嬉しかったんですけどね。

*1:普段の業務ではアジャイルな開発と無縁な環境であったので、アジャイル熱を取り戻すため

*2:耳だけで聴いていたセッションは、ここには含めていません