みずりゅの自由帳

主に参加したイベントやソフトウェア技術/開発について記録しています

2022年の振り返り

年が開ける前に書いとけよ...と、いうのはご愛嬌。

年末、すごくドタバタとしていて、お休みに入ってから、創作活動の気力が何も起こらなかった...
そして気がつけば、三ヶ日も本日で終わり。気づけばもうお仕事も始まってしまう。

そんなわけで、改めて2022年を振り返っておこうかな、と筆を取ってみた。

いくつか大きな事象を振り返ってみる。



月別の振り返り

1月:「技術書典12へ参加」と「Elixir-desktop」

技術書典12向けの新刊として、動的関数型言語Elixirでデスクトップアプリ/スマホアプリを作るためのライブラリ「Elixir-Desktop」についての技術同人誌を執筆。
結果、「Elixirへのいざない ネイティブアプリを錬金しよう」という作品を作成。
ただし、技術調査が間に合わず、スマホアプリ部分についての執筆は断念。結果、「Free版」(=無料配布本)として頒布。

結果、132冊が技術書典12の期間でダウンロードされた。
自分にとっては、「数」でいえば、これが一番ダウンロードされた。

技術書典12と「Elixirへのいざない ネイティブアプリを錬金しよう」については、こちらのブログでまとめていた。
mzryuka.hatenablog.jp

なお、この本んを読んで感想をくれた人は...残念ながらいない。まぁ、無料ダウンロード版のサガなのかもしれませんね。

あと、昨年の日記を見直してみたら、2022年1月は、全く日記がかけていなかった。
さらに遡ると、2021年12月の半ばから、日記が数日ごとに記載していて、かつ仕事について愚痴の嵐だった。

そのくらい、執筆と仕事で時間が費やされていたのか...

2月:「ブログ書いてなかった...と思ったらnoteは書いていた」と「gleamについて本格稼働」

2月8日から、日記を再開していた。
いやー、一人esaで日記を書いておくのはいいね。

日記については、基本的に仕事の愚痴が大半になっていて笑った。だって、このところ書いていた内容と同じような感じだったから。歴史は繰り返すのか...

また、目立ったのは、こどもの保育園でのコロナ休園の話。
子どもは元気なのに保育園は休み、でも仕事があるって状態。
なので、妻と喧嘩しながも分担を決め、義母にも手伝ってもらいながら、子供の面倒と仕事の両立をしていたことの葛藤が書かれていた。

あとはアウトプット活動。
はてなブログ、Qiita、Zennについては、全く書けていなかった。
まぁ、日記の状況的にも、そんなもんかなぁ、と思っていたら、どうやらnoteに記事は書いていたもよう。

note.com

note.com


きっかけはこれ。

nlab.itmedia.co.jp

うん、2023年の2月にも何か書こうw


最後に、gleamについて本格的に色々と調べ始めていた記録が日記には残っていた。


余談; Web+DB Press No127、「Phoexnix特集」の記事が出てたんですよね。
メジャー雑誌にElixirの話が載ることはすごく嬉しいんだけど...その執筆に関わる機会がワンチャンあったかも...と考えると、執筆してたであろう期間に「仕事が忙しい」で関われなかったことが悔やまれた。
(※ElixirのSlackで執筆者を募集していたことは知っていたので、実力不足でもいいから執筆の立候補しておけばよかった...と)

3月:「推しの生誕祭を祝えていない」と「引っ越し先を探し始めている&会社のテックブログリスタート活動の開始」

日記を見る限り、「推し」である館林見生誕祭に向けた記事を書けなかったことが延々と後悔する内容として記載されていた。
同時に、仕事に対しての愚痴の記録の多いこと...。PRがなかなか通らない、が多いなぁ(苦笑

3月後半は、引っ越し先についての調査について書かれていた。ネットで物件探してたり、子供を預けて不動産巡りしていたときのことが日記には書かれていた。

また、会社のテックブログをリスタートさせるために、色々と動き始めていたっぽい。

4月:第1回見晴の幸せを願う会合(=ときメモオフ会)

祝!第1回見晴の幸せを願う会合(=ときメモオフ会)」の開催。

何をなくとも、これ!

まさか、ときメモ28周年の年になって、「オフ会」を開催することになろうとは。
なんか、つい頑張って参加者全員分の名札作っちゃったよ!!
そんくらいにテンション上がっていた。
...と言いつつも、怖いものがあったけどね。
参加者と仲良く話せなかったらどうしよう、とか考えてしまっていた。

名札

うーん、やっぱりこのイベントについては、何かしらの媒体に記録しておこう。。。
この手の内容はnoteかなぁ。(開催直後は、元々記録するつもりだったのに、忙しさにかまけて、結局書かずにきてしまった。)

p.s. お名前は伏せますが、この時にとあるかたの婚姻届の保証人になりました(笑

5月: 「引っ越し決定」と「Gleamどうわのプロットに悩む」と「会社のテックブログを色々と取りまとめていく」

引越先が決まり、引越しに向けて本格稼働。
荷物量を減らすためにいらないものを捨てて...の作業がすごく苦手。大体が思い入れのあるものなので、すごく悩むのよ。

また、技術書典13向けにプログラミン言語Gleamを取り扱ったご記述同人誌「Gleamどうわ」の執筆に向けて、各種プロットを出したり、技術要素を調べていたりに奮闘していた。
なお、調べた内容はいくつかZennに投稿していたりした。うん、この辺りは引越準備も並行していたのに、よくできたな、自分。

おそらく、仕事がひと段落していたからだと思う。
...ほんと、仕事が忙しくなりすぎるのマジ有害。

zenn.dev

それと、日記を見ると、どうやら会社のテックブログのリスタートの大詰めだった様子。
そんな中、一緒に推進活動を進めていた方が退職。「...まじ詰んだ」とか日記には書いてあって、笑った。

6月:「引っ越し」と「技術書典13の申し込み」

上旬に無事引っ越した。場所は前の家のすぐ近所。
住所的には引っ越した気がしない(笑)
でも、部屋が広くなり、かつ離れた部屋ができたことで、子供が寝ていても、部屋で声を出してチャットとかできるようになったのは良かった。
→引っ越し前は、隔離できてたのは洗面所くらいだったので、やりづらかった。

それでも、小さなトラブルはちょこちょこあって、一番大きかったのは、エアコン工事(取り外しの方)が業者が手配をミスってて、退去時間ギリギリで終わることに。
また、住居人数の割りに駐輪場が狭く、引っ越し1週間を待たずに、他の人の自転車を倒してしまい、ライト部分を破損察せてしまった。
管理会社を経由して、細々と持ち主のかたとやり取りして、やっと壊したライトの弁償ができた。(やりとりが完了したのが6月末...)

加えて、ガス会社の手続きをしていた妻が、引っ越し前のガスのん李用停止手続きをしていなかったことが発覚...
急遽、下の住居の大家さんとやり取りして、ガスの停止立ち会いに参加させていただくことに。
ほんと、近所での引っ越しでよかった。


それと、技術書典13へのサークル参加申し込みを実施。
ちまちまと技術書典13向けの本を書いていたけど、まだ全体ボリュームの半分も終わっていなかった。

7月:仕事で大規模機能のリリース後に、家族全員コロナになる

今年の2月から仕事でずっと携わってきた機能をついにリリースできた!!
日記を読み返してて、とにかく色々とあって辛かったというのが読み取れていた時期。

そして、リリースが終われば、少しだけ仕事が落ち着く...
昨年は子供の体調不良で有給使い切っちゃったけど、今回は夏季休暇という形にして実家に子供を連れて...なんて考えていました。

リリース日の当日までは。

DB停止なども発生するため、深夜のリリース。
眠気に耐えながら行なった深夜リリースを終えて、無事家に帰宅...
そして昼寝。
昼寝明け、のんびりしていたところに保育園から連絡。
コロナ陽性の園関係者が出たので、可能なら早めに迎えにきて欲しいと。
当日は仕事がない自分が迎えに行き、念のためにこどもに検査キットで検査。結果、陰性。
熱もないし、一安心...と。

んで、安心しきていた翌日。

自分が朝からちょっと体が重め。
熱を測ると36.8-36.9度と微熱に行くか行かないか。
一定時間ごとに測っていたけど、この時はこれ以上上がっていなかったので、リリースが終わって気が抜けたことで「少し体調崩したかな」くらいの感じで仕事開始。
午前中リモートで仕事をしていると、段々と寒気が。
体も全体的にイタイ。

熱を測る。

37.6度*1

「あ、ヤバい」が、その時の感想。

真夏の7月に厚着を着込む私。
そして、検査キットを使って検査...
頼む。陰性であってくれ......
だって、2ヶ月前に3回目のワクチン接種してるんやで。コロナにかかるわけが...と、困った時だけ神にすがる私。

あっさりと切り捨てられた希望。

陽性マークがバッチリ。

家族に伝え、回らない頭で「コロナで陽性になったら」的な情報を頼りに、一応ちゃんと見てくれる病院へ連絡。
検査キットを持参して行ったら、病院で再検査するまでもないと言い渡されて、晴れて公的な陽性認定。

会社からはコロナ特別休暇をもらい、自宅で療養。
家の中では妻からは完全に病原菌扱い。
まぁ、こどもがいたので、仕方のない部分はあったけど、それでも、弱った心にはきつかった。
こういう時に限ってこどもがパパと遊びたがるのよね。猫か。

だが、妻の奮闘虚しく、3日後には家族全員コロナ陽性に。
ふらふらで熱が出ている私と妻とは対照的に、熱も出ずに元気に走り回っていた子供。

これ、絶対子供からもらってきたものだよなぁ、と思いながら過ごしてきたコロナ療養期間でした。

8月:「子供が再びコロナになる!」と「会社のテックブログの移動が本格化」と「技術書典13の原稿執筆」

コロナ明けの8月前半、こどもが再びコロナ陽性となりました!
今度は子供が39度越えの発熱!
子供は熱性痙攣持ちなので、そっちの方が怖くてピリピリしながら過ごしていました。
私と妻も、一日だけ高熱が出たのですが、検査キットでは陰性のまま。
思うに、私と妻は3回目のワクチンを打っていたので、一回目がオミクロン、2回目がオミクロン前のやつだったのかも。

保育園に行けず、ベビーシッターにも預けられずで、結局交互に1日ずつ休みをとりながらの仕事/子供の面倒を繰り返す2週間でした

そんなこんなで色々とやられていた自分ですが、仕事では「会社のテックブログのリスタート」の準備を着々と始めていた。
Zennでアカウントを取り、一発目の「テックブログ再開しました」な記事を引き下げ......

公開!

スタンス上、なんという会社かはここには明記しませんが、この半年ぐらいずっと温めていた企画が終わったので感無量でした。


さらにその裏では、技術書典13向けの執筆を行っていました。

既刊「錬金術師見習いエリィと歩むたのしいElixir 〜Elixirへのいざない外伝〜」を改版して、印刷所へ連絡。
一方、新刊の「Gleamどうわ」は、元々のプロットが大きすぎたのか、進捗が悪い...

...よし!今から構成をガラッと変えよう!

として

  • 取り扱う「グリム童話」の数を1つに絞り、
  • ストーリー自体結末を変えず、
  • 取り扱うGleamの文法はそのままで

という形にして、一筆することにしました。

童話を1つに絞ったことで、余計なことも考えずにすみ、集中できたというのはあります。
※ただし、結果として多くの睡眠時間を削ることになりました。


9月:技術書典13(オフライン参加&「企業スポンサー」として、自社のアピールをしてきた。)

「Gleamどうわ」の構成を変えて執筆して数日、通常入稿ギリギリで印刷所に申し込み。
印刷所は今回も「猫のしっぽ」さんを利用。
先に入稿してた「錬金術師〜」の方は印刷所の方から問い合わせがあったので、Gleam本でも連絡が来るんじゃないかとヒヤヒヤしてました。
結果、特になかったようで、良かった。

そして、原稿にかかりきりなので、アピール忘れ。
参加予定ブログも、直前に書いて出すというギリギリっぷり。

mzryuka.hatenablog.jp

そして、迎えた技術書典13当日。
久々のオフライン参加で、心ウキウキ。
知り合いのサークル主さん達に挨拶して回るということもしてきました。

一方で、頒布数はというと、印刷費分は回収できませんした。
うーん参加者の心には届かなかったか。残念。

なお、Gleam本については、技術書アワードで宣伝してもらえたことで、印刷部数ギリギリまで頒布することができました。
やっぱり、宣伝効果って侮れないのね。


それと、ちょっと面白い体験をしたので軽く記載しておく。
実は、私の所属企業が、技術書典の企業スポンサーになっていました。
スポンサーのランク的に、技術書典オンラインイベントの「【書籍紹介】」で企業紹介ができることに。
そして、会社内では技術書典には馴染みのない人が多かったこともあり、自分がスピーカーとして出演することになりました。

どの会社の誰、とはここでは書きませんが、YouTubeデビューした動画のリンクは貼っておくことにします。

www.youtube.com

ちなみに、技術書典で企業紹介した影響なのか、「動画見ました」と言っていた採用応募者が多かったとのこと。その点については、人事部の人からめっちゃ感謝された。
うーん、素顔晒して出演した甲斐があった...のかなぁ。


企業スポンサー&スピーカーになった際のお話は、別途ブログに書いておこうかな。

10月:日記の大半が「やる気でない」になっている。

特筆するイベントは特なし。
が、仕事の忙しさのピークを迎えていたからなのか、「家に帰ってきたらやる気が出ない」「子供寝かしつけた後で残業して、その後に執筆までは無理...」とか、ネガティブワードが溢れていた。

一方で、技術同人誌のネタメモだけは一生懸命に記録していた。

11月:技書博7へ参加

仕事の忙し話もあり、新刊は出せそうにない。
せめてフリーペーパでもつくるか...と思っていた矢先に、「技書博フリーペーパー企画」が発動していたので便乗することにした。

mzryuka.hatenablog.jp

そして、やる気を取り戻してフリーペーパーを完成させる。

そして挑んだ技書博7。

...結果は頒布数2。
ボロッボロでした。

詳しくはこちらで。

mzryuka.hatenablog.jp

12月:家の鍵を紛失した

小さなトラブルがとにかく多買った月。
天使のいない、12月だなぁ...

8月から新しく携わってきた仕事が佳境を迎えていた矢先。
子供から風邪をうつされる。
結果、声が枯れ枯れの状況になってしまった。会社の人曰く、ドラえもんみたいな声、とのこと。

年末だったこともあり、急遽、朝イチで近くの病院に行くことに。
と、これがよくなかった。
この時、急いでいたものだから、普段なら絶対にしないこと「定期券入れをコートのポケットから落とす」ということをしてしまった。
普段はポケットに入れたら奥深くにしまうか、チャックをして落ちないようにしていたのだが、この時は呼吸が辛くて思考がポンコツになっていたもよう。

結果、定期入れに入れていた「家の鍵」も同時に無くす...という大失態に。

ほんと、踏んだり蹴ったりの月でした。

番外編:お別れ

技術同人誌界隈で懇意にさせていただいていた、「ゆきさん」「いなやまさん」、どうか安らかに。
お二人と出会えたことは、私の技術同人誌活動に大きなプラスを与えてくれたと信じている。
こどもが居るからすぐには会いに行くことはできないけど、もしもそっちに行ったら、そっちの技術同人誌イベントのこととか教えてくださいね。

2022年に挙げていた「2022年のやりたいこと」に対しての振り返り。

昨年は、こんなことをしていこうと「2022年のやりたいこと」を挙げていました。
※何度か書いているけど、こうやってブログにやりたいこと書いとくのいいな。

mzryuka.hatenablog.jp

もっとElixir関連の活動をしていきたい

うーん、こちらは成果が少ないなぁ。

インプットとしては、Elixirのイベントに要所要所で参加していた。
アウトプットについては、、、このくらいか。

  • 技術同人誌「錬金術師見習いエリィと歩むたのしいElixir 〜Elixirへのいざない外伝〜」を改版。

mzryuka.booth.pm

  • Qiitaに記事を投稿
    • Elixir1.14で追加されたdbgがいい感じです
    • In-project Elixir support。ElixirとGleamの相互運用に期待したい

前者はともかく、後者は半分Gleamみたいなものだしなぁ。

qiita.com

こちらは、アドベントカレンダーの記事でもある。

qiita.com


Elixir-Desktopも結局手付かずのままだったし...うーん、もっとこっちにも力入れていかねば。

新しい言語を覚える

今年こそ「Gleam」に手を出すぞ!』と宣言していたが、、、

こちらについては、無事達成!

やはり、技術同人誌とセットでやろうとすると、より目的が明確になってくるので、成果が出しやすいなぁ。

後半はちょっとできていないけど、ZennでのArticlesやScrapsの投稿を行なった。
また、上述の通りに、Gleamの技術同人誌として、『Gleamどうわ 〜はじめてのGleam〜』の頒布まで実施できた。

zenn.dev
zenn.dev
zenn.dev


睡眠時間を確保する

これが一番できていないなぁ。
仕事でやることあるのに、時間が全然 確保できず...。子供もいるので、残業時間も子供が寝た後の深夜(といっても22-25時あたりまで)で対応。
残業しなくても、今度は技術同人誌の執筆のための時間確保で、結局は睡眠時間は短めに。
体が元気なうちはいいけど、弱っている時はほんと朝起きれなくなり、回復のために睡眠を多めにするようにしても、体力が回復する頃にはまた忙しくなって睡眠時間を削って...と、ダメダメなサイクルを実施

番外編:親にこどもを会わせる

コロナ禍によりなかなか帰れなかった2021年。
今年こそはと挑んだ2022年夏でしたが、まさか家族でコロナに罹患するとは...
そして同時期、罹患数がものすごく増えている事態に。
結果、今年もいくor来てもらう。ことができず。。。

まとめ

仕事もプライベートもけっっこうばたばたしていた感じ。
何あったっけ?とまとめるために日記を読み返してみたけど、理想と現実とのギャップに悩んで、自己肯定感が下がって、でもそれを無理矢理上げて、、、の繰り返しだった。
成長しないなぁと思いつつも、一方ではほんのちょっとずつでも成長できれいるなぁ、という考えが葛藤している状態だなぁと。

さて、2022年も振り返れたし、今度は2023年のやりたいことの整理だー。

*1:最終的には、38度を超えました